新築一戸建ての予算を出すまでの道のり
新築一戸建てを考えてる方は、1番気になるのが予算ではないでしょうか。
現状は実家だったり、借家だったり、社宅だったりすると思います。
予算は、必要最低限にしようと思っていても、気がついたら上がってしまうもの。
月々いくらぐらいならいいね、という希望から、現実を知るまでの道のりです。
予算といえば、漠然とトータルでいくら、という考えになりがちですが、実際にはちょっと違います。
月々いくらなら支払い可能で、ボーナスではいくら入れられて、頭金がいくら用意出来るから、予算いくら。
その他に、20年後に向けた修繕費の積立が、月々いくら。
というのが、まず大前提です。
その時のボーナスの比率は、高くしないことをお勧めします。
企業が1番簡単にコストカット出来るのがボーナスですからね。
理想は月々の支払いだけで、払える金額に抑えたいです。
そしたら、ボーナス丸々貯金出来ますね。
あとは、その予算を分けていかないといけません。
建物、土地、外構、諸経費。
どこにどれだけ予算をかけるのか。
建物や土地ばかりに目がいきがちですが、外構を全くしない、というわけにもいかないでしょう。
何より、理想のお家というのは、外観もイメージに含まれていたと思います。
車1台のアスファルトを敷くだけでも20万以上かかるでしょう。
オシャレなタイルが欲しい、車庫が欲しい、塀を作りたい、ガーデニングも。
素敵な外構と言われて、パッとイメージ出来るようなものを作るには、予算200万でも足りないと思います。
ただ、外構は唯一、あとから少しずつ完成させていけるものでもあります。
なので、最初から100%の完成度を目指すつもりで予算に入れておきつつ、どうしても譲れない建物、土地があった場合には、後回しにしても良いでしょう。
諸経費に杭代も入るので、土地を買うときは、地盤も気にしましょう。
安くても杭が20メートル入ると、200万ぐらいプラスになります。
これだけ違えばもっといい土地もありそうですよね。
変な話、建物は年数が経てば、価値がなくなっていきますが、土地は違います。
完璧な土地など、なかなか無いです。
私のお勧めは、多少妥協出来ても、後悔せず暮らしていける土地です。
それも難しいんですけどね。
なので、新築一戸建てを考えるみなさんには、是非とも早い段階で、まず土地探しをして欲しいなと思います。
その他、家具、家電、カーテンなどのインテリアも出てくるので、考えることたくさんあります。
本格的に話し合いをしても、1日や2日で全てが決まらないほど、検討材料があります。
家欲しいね、って話をする際には、一歩踏み込んで話をしてみましょう。
息が詰まらない程度に、ほどほどに。