モデルハウスの見学で気を付ける3つのこと
今回は、初めてのモデルハウスデビューで、気を付けることを紹介していきます。
1、個人情報を書かない
知人友人から、営業さんを紹介してあげると言われても、実際に紹介されてから断りにくいですよね。
そんな時は、一度実際に見に行ってみましょう。
ただし、そこで入ってすぐのタイミングや帰り際に、名前・住所・電話番号を記入させられます。
させられると言っても、強制ではないのですが、断りにくい雰囲気になります。
なので、入ってすぐにスタッフさんが出迎えてくれた時に、「見学だけなんですが、いいですか?」と一声かけておくといいです。
ここで書いてしまうと、後から紹介割引が受けられません。
仮に受けられるようにすると言われても、誰からの紹介か伝えなくてはならなくなり、結局内緒で見に来たことが分かってしまいます。
個人情報を書いていいのは、紹介が無い事が確定しているところで、尚且つ、営業さんが信用できる人だと確信した時だけです。
ちなみに、その時には、いい土地が出たら教えてくださいと、一声かけておきましょう。
2、標準仕様を把握する
モデルハウスは大抵豪華に出来ています。
周りがそう作ってるので、見劣りしないために自分のところも、となってしまうのです。
外壁やキッチンや床材など、自分がいいなと思ったものは、標準なのか確認していきましょう。
正直、基本の工法以外であれば、費用さえかければ同じような作りには出来ます。
なので、どこまでが基本料金で抑えられるのか。
もしオプションで付けたら、プラスいくらになるのか。
たとえば、床暖が標準仕様であれば、仕入れの数も多いので、費用は少なくて済みます。
ほとんどやったことのないところでやろうとすると、出来なくはないですが、標準よりも高くつくことは、何となく想像できると思います。
逆に、鉄骨や免振、柱の無い大広間、特殊な窓や間取りは、そこでしか出来ないことですので、案内時に推してくると思います。
3、希望の坪数で予算を聞く
これは経験則ですが、単価の高いところは、持っている土地も高いところが多いです。
入り口に張り出されている土地が高いと、そういうメーカーなんだな、という察しはつくのですが、察するだけでは先に進みません。
営業さんに聞くことになるんですが、坪単価を聞いてしまうと、結構誤差があるように思います。
完全に坪いくらで販売しているところも、あるにはあります。
しかし、通常は面積が狭いと坪単価が高く、広いと単価が低くなります。
玄関やトイレ、お風呂やキッチンといった設備は、必ず必要になるため、狭いところに詰め込むと、単価はあがります。
坪単価だけ聞いて、あとで掛け算しても、あまり正しい数値は出てこないのです。
「何坪ぐらいの家を建てると、いくらぐらいになりますか?」
こう聞いてあげると、向こうも経験則からこのぐらいでしたとか、それは標準仕様ですか?それにオプションを足したらどのくらい?とか、話が広がります。
カタログの数値ではなく、現地でしか聞けない経験値をもらってくることが出来れば、今回の見学は成功だったと言っていいのではないでしょうか。
是非とも、信用できる営業さんを探して欲しいと思います。
家づくりは、営業さんを見つけて、土地が見つかって、最後に家が建つような気がします。